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あなたの言葉が、世界一。

せっかく読んだ本の言葉を、第3のビールやハイボールと一緒に忘れないように。

「私を君の中の誰かにする」 住野よる 君の膵臓を食べたい

ここからは私の勝手な想像。違ってても許してね。
君は、私を君の中の誰かにするのが怖かったんじゃない?

 住野よる 君の膵臓を食べたい P.250

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 

 買ったのはずいぶんと前なんだけど、その時の本屋さん(丸善だったような)のPOPに「セカチューのあとはキミスイだ!」と書いてあった記憶がある。

セカチューなんてもう何年前のことだと思いながら、キミスイという省略の仕方にも違和感を覚えて、まあ最終的には買ったのだけど。

買った理由のもう一つに、当時きらきらとして見えてあこがれに近い感情を持っていた人が、カバンの中にこっそりと入れていた本だからというのがある。もう一つというか、こっちがメインだ。強がった。
あわよくばこの本のことをきっかけに言葉を交わしたかったし、読んだ結果ポジティブでもネガティブでもなかったので、最悪どちらの感想でも盛り上がれたのに。

 

というのはいい思い出。

 

この人は「あこがれの人」とか、この人は「大切な人」という、カテゴライズされた人が増えるというのは、人生の業が増える感じがする。世界を大切にしないといけなくなってしまうので、臆病になる。

役職とか、先輩後輩みたいなものは、安心できる。

異動があれば簡単に変わる。

 

そうじゃない関係こそが厄介で、とても大切だ。