あなたの言葉が、世界一。

せっかく読んだ本の言葉を、第3のビールやハイボールと一緒に忘れないように。

「世界への了解のセンス」 川上未映子 そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

言語を持つ我々は、意味なくして生きることは不可能なんでありましょうけれども
でもよ、その屁理屈のコネ方には世界への了解のセンスががっつり出る

 川上未映子 そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります P.78

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)

 

 小説で興味を持って、もはや日記なのか妄想手帳なのかわからないこの本にも手を伸ばしてみたものの、これはこれでなかなかに難解。

いや、難解というか、思考の次元がズレているというか、理解が追いつくまえに次の言葉がぐいぐい迫ってきて混乱する。

 

言葉は本当に自由で、一方でなんでもないものに意味を与えてしまうことで、不自由で。

自分の考えをなんとかして伝えてやろうと意気込むと、やっぱり言葉を使わざるを得ないのに、なんというか改めて口から出てくる言葉はどうにも嘘くさい。

 

喋ってる途中で、おや、これは胡散臭いと思うこと数限りなし。

とはいえ、メールで文章を書くのが非常に苦手で、新規メール作成を押したあとに、電話に手が伸びてしまう。

メールの方が自分の書いてる建前的なものが、目の前に表示されてしまって、どうにも見るに堪えない。

 

内容があるかないかは一旦置いておいたとしても、言葉を操るセンスがある人は大変羨ましい。

いや、これは言葉のセンスというよりも生き方のスタンスというか、何とかして伝えようという勢いみたいなものが違う。

 

的確かつユーモアに溢れたたとえばなしにしろ、手段として歌っている人でも、ブログに書いている人でも、勢いが欲しいものです。

今日も屁理屈こねこねで。