あなたの言葉が、世界一。

せっかく出会った言葉を、第3のビールの力で忘れないように。

「ニセモノほど足し算が利いてる。」濱口秀司

ホンモノとニセモノの見分け方。
ホンモノほど引き算が利いてる。
ニセモノほど足し算が利いてる。

 濱口秀司

Think! 2013 Winter No.44 [雑誌]

Think! 2013 Winter No.44 [雑誌]

 

 何も足さない。何も引かない。というCMがあったような。

 

自分に自信がないときや、ほんのりと嘘をついているとき、思わず饒舌になる。
そしてしゃべりすぎている自分に気付いて、話をまとめようとするけれども、完全に時すでに遅し。
しかし、せっかく自信があるのに「沈黙は金」とばかりに腕を組んでいても、あんまり評価されない難しい世の中です。


足し算に足し算を重ねたような、スーパーの店頭に貼っているPOP、ヴィレッジヴァンガードの手書きPOP。このあたりはニセモノではなさそうだ。
何も貼っていない、プライスが書いてあるだけのスーパーではちょっとお買い物したくない。

「器用ってのは人マネって事だ」 せきやてつじ バンビ~ノ!

器用ってのは人マネって事だ。
自力と勘違いしちゃいけねェなあ。 

せきやてつじ バンビ~ノ! P26 

器用です。

 

どうも勘違いして肩を落としてしまうことがあるけれど、可もなく不可もなく物事をこなすチカラは、実はとても稀有なものではないか。一つの能力に特化しているとその部門で称賛されることはあるのかもしれないけれど、ジェネラリストな人は安定的に役に立つ。はず。
普通に生きることが難しいと言われている世の中で、普通の人はなぜだかちょっと心細い。

 

いやいやしかし、おっしゃる通りで、人マネをすることは限りなく安全パイなのです。

「自分のことはどこか別次元に置く」岩村暢子 家族の勝手でしょ!

「これを契機に、日本人は変わってほしい」
「家族の絆は見直されるに違いない」
などというばかりで、「自分」や「自分の家族」など足元のことは、
どこか別次元に置く

 岩村暢子 家族の勝手でしょ! P.354

家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

家族の勝手でしょ!写真274枚で見る食卓の喜劇

 

 

震災のあとのインタビューにありがちだったらしいけれど、
主語が「I」から「WE」に変わることで、言葉は説得力をなくして、調査をする側の人間からすると何の収穫もないことになってしまう。

 

本音を語るのは恥ずかしいし、いや、そうはいっても自分のことなんて全然興味ないでしょ、的な引っ込み思案が出てしまう。できれば手の内を見せたくない毎日。

 

「ちいさいな」「とおいんだよ」よつばと! 絵本

「ちいさいな」

「とおいんだよ」

人間の知覚できる世界なんて、所詮知れてるレベルで、隣の部屋の扉の先がどうなっているかなんてわからないし、そのものが近くにある小さいものなのか、遠くにある大きなものなのかもわからない。

 

実は目の前にある目標にがむしゃらに向かっていたはずなのに、それを遠目に眺めている人からすれば、何もない砂漠を地図もなく突き進む無謀な挑戦に見えるのかも知れない。

 

無知の知だ。むっちむちだ。

ちょっと客観的に見てみることだ。

自分も他人も。

「あと何年美味しくビールが飲めるだろう」係長迷言シリーズ

会議中、ホワイトボードに走らせるペンを止めてポツリと。

あと何年美味しくビールが飲めるだろう。

ザ・プレミアム・モルツ 350ml×24本

ザ・プレミアム・モルツ 350ml×24本

 

私と係長は無類のビール好きである。

 

寿命100歳という、超高齢化社会に向かう日本で、健康というテーマは仕事でもプライベートでも、切り離せないものなのだ。

 

会議も山場を過ぎ、さあ後は進め方を決めてお開きかという空気のころ、おそらく頭の中はこの後いく居酒屋に先に入店していたようで。

 

しかし、この体は哲学的だ。

ビールと係長のチキンレースだ。

 

健康でいたいという理性的な願いと、ビールが飲みたいという欲求のせめぎ合い。

 

そして私はいつも、欲求を司る輩に負けてしまう。



「コロッケになりたいんだよなあ」係長迷言シリーズ②

会議中おもむろに。

ほら、美空ひばりのモノマネするやついるだろ。

あいつうまいけど飽きられちゃうんだよ。

俺はコロッケになりたいんだよなあ。

係長迷言シリーズ

 

25th anniversary コロッケ on ステージ [DVD]

25th anniversary コロッケ on ステージ [DVD]

 

言いたいことはとても伝わってくる。

 

真似をするんじゃダメだ。オリジナリティが必要なんだ。他人の個性は売り切れているのだ。

 

でもよ、たとえに出したのがモノマネ芸人なのは何でかな。

 

なんか意味が二重になってしまってわかりにくくなったお話。

 

「幸せだけで、できている」ハーゲンダッツ

幸せだけで、できている

ハーゲンダッツ 広告コピー

 月に一回程度でも、ハーゲンダッツを食べることのできる生活は幸せだ。自分へのご褒美でも、辛い時の励ましでも、リラックスタイムでも良い。

その時間は確かに幸せに向かっている。

 

情緒的なベネフィットと結びつく商品というのは強い。

まいにち何気無く消費されてしまうものではなく、特別な気持ちと結びつくと、お値段も少々高くても買ってしまうものだ。

 

人は幸せにお金を払うことを厭わない。

 

「まいにちを中途半端にたべのこす」リーガルリリー

君はまいにちを中途半端にやめた

君はまいにちを中途半端にたべのこす。

リーガルリリー  リッケンバッカー

 

the Post

the Post

 

 食べ残している時間を、がさっとかき集めたらどれくらいになるのだろうか。1日が25時間になることはどんなに科学が発展しても達成できないので、生活のスタイルを変えるしかない。

 

特にウィークデーの夜、土曜日の昼下がり。

 

日曜日はお皿を舐めるように、最後まで目をつぶりたくないのに、平日はさっさと過ぎ去ってほしい。

 

「誰かの彼女になりくさっても」天才バンド

ずっと、ずっと君が好き。

誰かの彼女になりくさっても。

天才バンド 君が誰かの彼女になりくさっても

 

アリスとテレス

アリスとテレス

 
GOLDEN TIME REMIX

GOLDEN TIME REMIX

 

 強がりと弱虫のマリアージュ

 

なりくさった女性も、それはそれは幸せな時間を過ごしていることでしょうから、強がっているのは自分ばかり。

 

あの、昔付き合っていた女性は今でも自分のことを好きなんじゃないかという、何の根拠もない感覚は何というのだろうか。

 

裏を返せば、自分も少しの気持ちを残しているのか?

そりゃあお付き合いする関係になったのだから、他の人と一緒くたにされちゃあ困るけど、恋愛感情は今から湧き上がることはなさそうだ。

 

誰かの彼女になっても、くさっていなければいい。

 

「藪の全景を知ることはできない」万城目学 ザ・万歩計

藪の中の人間は、決して藪の全景を知ることはできないし

藪の外の第三者は、決して藪の中を覗くことはできない。

万城目学 ザ・万歩計 p108

 

ザ・万歩計 (文春文庫)

ザ・万歩計 (文春文庫)

 

仕事でも私生活でも、叫びたくなるほどしんどい時は、外から見ると滑稽だし、後から見るといい思い出に変わっていたりする。変わりやがるのだ。

 

藪の中を知らない第三者に、しんどさを伝えてもわからないので、上っ面なアドバイスを受け流しつつ、迫り来る木々を掻き分けながら進んでいる今日この頃。

いや、もはや進んでいるのかもいまいちわからないけれども。

 

後から振り返ることができるのは当事者だけだが、当事者が迷い放題なので振り返ることができるのかも怪しい雲行き。

 

他人の藪に首を突っ込む癖はやめて、さっさと自分の攻略に努めなければ。